ジャッカルの日

世田谷の河童料理専門店「ジャッカル」店主の日記ブログ。

『人間兇器』―10分でわかる美影義人の逃亡浣腸人生

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 原作・梶原一騎、画・中野喜雄によるバイオレンスカラテアクション『人間兇器』がたいそう面白かったし酷かったです。

 

 Kindle Unlimitedはバイオレンス、ノワール系の劇画もなかなか充実している。少年漫画らしからぬ過激さの『ドーベルマン刑事』、特に警察ではない主人公が毎回数億円稼ぎだして十数人くらい殺す『野獣警察』、極悪非道の殺人鬼が終盤なぜか普通のヒーローになってしまう『堕靡泥の星』などなど…。
 この系統では大御所中の大御所、梶原一騎原作作品もわりと充実している。『カラテ地獄変牙』『新カラテ地獄変』『若い貴族たち』『男の星座』、いずれもカラテ暴力と暗い情熱と時事ネタ混じりのハッタリに満ちた傑作ぞろいだが、それらの中でも個人的に衝撃を受けたのがこの『人間兇器』である。具体的に何がスゴいのかというと主人公の美影義人で、ここまで最悪かつ情けない男はなかなか見られるものではない。なりそこないのダークヒーローであり、長編劇画の主人公としては完全に失格レベル。

 梶原先生のバイオレンス劇画の主人公には「強いけどめちゃくちゃワルくて暴力的、頭も回るけどその一方で俗な部分が抜け切れていない」みたいな男がよく出てくるが、『人間兇器』の美影はマイナス要素の振り切れ方があまりに大きすぎる。気に入らない相手はカラテで殴り、カラテで敵わない場合は人質を取って逃げ出す。女を見れば犯し、それが上流階級の女であれば浣腸する。こいつの人生は暴行と逃亡と浣腸の繰り返しである。その他にも自分より弱い者には強く強い者にはとことんヘタレる情け無さ、なにをやっても長続きしない根性の無さ、性欲のせいでいらん失敗を何度も繰り替えす学習能力の無さ……。なに1つ人間として評価できる部分がない。こんな男が主人公の作品を「半自伝である」と言い切ってしまう梶原先生もすごい。

 以下、備忘録を兼ねて『人間兇器』全巻のあらすじを、個人的に好きな美影の登場シーン(命乞い中心)を添えつつ記していこうと思う。

 

【『人間兇器』1~6巻 あらすじ】

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『人間兇器』1巻22ページ

 本作は主人公・美影が少年院にブチ込まれたところから始まる。主人公が少年院から始まる梶原漫画も多すぎて、おれみたいなニワカだとどれが何やらはっきり思い出せないのだが、美影の場合は「黄金バットが嫌い」というひときわイカれた動機で少年院行きが決定しているので印象深い。「正義の味方なんぞ糞くらえ」という幼稚な理由で振るわれた暴力、いかにも思春期特有の衝動という感じがするが、全23巻に及ぶコイツの人生はすべてこれと同レベルの動機で人に迷惑をかけまくっているだけである。

 

 美影は実践空手「空心会」に入門し、そこの総帥である大元烈山に才能を見込まれる。「自らを最強の兇器として鍛え上げる」との野心を抱き、気に入らないヤツを半殺しにしたり女をレイプしたりする傍ら空手に励む美影だったが、桔梗十八郎と名乗る腕利きにボコボコにされ最初の挫折を味わう。

 空心会の勢力拡大のため鹿児島に送り込まれた美影は「旭掌拳」なる流派の総帥、盲目の美女・朝日奈薫子であることを知り、下卑た欲望丸出しで襲いかかるが、これまたボコボコにされてしまう。桔梗と薫子の過去の因縁を知った美影は「殺される!」と怯え、なんの関係もない女子大生を人質にして立てこもるものの、激高した桔梗に完膚なきまで叩きのめされる(当たり前)。

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『人間兇器』2巻199ページ

 進退窮まった美影は「たひゅけてくれえ~~ッ!! たひゅけて……ひょれだけは……あ……あひゃまる!」と謝罪するが当然聞き入れてもらえない。身から出た錆とは言え大ピンチ! といったところで大元烈山先生が助けに来て桔梗をカラテ制裁してくれたので助かった。ここまでの詰め込みっぷりでわずか2巻である。この後、美影が世界を股にかけてヤンチャの限りを尽くし、どうにもならなくなった時点で烈山先生が助けてくれるがすぐに逃げ出してまた同じようなことを繰り返すという展開が延々続く。

 

 なぜか薫子といい仲になった美影は子供まで作るが、親になるのはまっぴら御免と、薫子から逃れるように空心会・ニューヨーク支部へと身を移す。暗黒地下プロレスvs大元カラテの抗争を経たのち、ハリウッド女優に浣腸したりなど好き放題したあげくチンピラ連中を配下にして空心会を裏切り、カラテ試合による全面戦争をしかけるが大方の予想通り完敗。暗殺者を雇っていたのもバレてしまい、試合場から逃げ出して行きずりの女を人質にしたりするが兄弟子たちにとっ捕まえられる。

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『人間兇器』6巻173ページ

 人間サンドバッグにされた美影は「たッ 助けてくれえ~~!! 命ばかりは……腕一本くらいで ゆ 許してくれえ!」と命乞い、なんとか烈山先生に許してもらう。逃げだすようにフロリダへと身を移した美影はホモを殴って女をレイプするのであった。「美影義人よ 何処へゆく⁉」(6巻最終ページより)

 

【7~11巻 あらすじ】

 美影は覆面ヒールレスラー「ザ・カミカゼ」と名乗り、メキシコプロレス界で名を上げていた。悪役としての生活に飽きた美影はプロモーターの娘を浣腸したり、恥ずかしい写真を撮ったりして脅迫するのであった。

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『人間兇器』7巻116ページ 

 悪役から一転、ヒーローとして映画の主役まで張るようになる美影だが、大元烈山と空心会がメキシコくんだりまでやって来てザ・カミカゼの正体を暴きにかかる。美影はメキシコ最強の悪役レスラー・台風仮面サガトラと烈山の試合を組み、プロレスにかこつけて烈山を抹殺しようと企むがもちろん烈山が勝利。ビビった美影は試合会場を後にしキューバまで逃亡。

 

 おりしもキューバは革命の真っ最中であった。牢獄にとらえられた美影は「自分は革命軍の忠実なる味方のつもりでありまーーすッ」と囚人たちの脱獄情報を密告、その功績を認められ革命軍のカラテ教師となる。しかしカラテ鍛錬と称して女をいたぶっていたところをチェ・ゲバラに見咎められまた投獄。この後もアメリカンマフィアとの交渉の人質にされたり、マフィアのボス・ロッコの情婦マチルダを寝取ったりしたのち、マフィアに取っ捕まってしまう。地下プロレス界に放り込まれ「カラテ・キッド」としてデビューすることになった美影。その頃、マチルダはロッコの部下に浣腸されていた。

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『人間兇器』10巻176ページ 

 マチルダと美影との関係を知ったロッコは美影の処刑を決定。窮地の美影を救ったのは、彼を追って地下プロレス界に女ファイターとして潜入した薫子と、毎度の如く大元烈山であった。FBIとの関係をちらつかせてマフィアを黙らせた烈山は美影と薫子を地下プロレス界から解放する。

 

 

【12~15巻あらすじ】

 薫子、そして息子と再会した美影は日本へ帰国する途中でハワイに寄るが、女をレイプした後ボートに乗って逃亡、遭難してしまう(もうこの辺りまで来るとこいつの無計画性とこらえ性の無さには驚かなくなる)。美影が流れ着いたのはロカビリーの帝王、ブルボン・バルチモアのハーレム別荘であった。ブルボンの警備兵を倒して島を乗っ取り、ソドムの市の如く堕落した楽園生活を繰り広げる美影。

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『人間兇器』12巻167ページ 

 だが戦闘ヘリから潜水艦まで持ち出して大挙訪れたハワイ警察の前には手も足も出なかった。人質を盾にする美影に対し、ハワイ警察は薫子を説得のため向かわせる。もうこの人には何を言ってもムダだと(ようやく)悟ったのか、薫子はカラテで美影を黙らせた。

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 『人間兇器』13巻75ページ 

 裁判にかけられ、懲役20年の判決を受けた美影は薫子に向かってわめき散らす。「う 恨んでやるぞおッ 貴様!! 恨んで恨んで呪い殺してやるう! い…いや おれが悪かったんだッ 恨まねえから まだおれをすこしでも愛してるなら 子供のためにもよう 腕利きの弁護士を雇って上告してくれ~~!!」

 

 ネバダ砂漠の刑務所に収監された美影。カマを掘られたり、面会に来た大元烈山にビビり散らしたりして、己の兇器がいかに卑小なものであったかを思い知る。囚人たちに目をつけられイビられる美影だったが、読者にとってはおなじみの命乞いムーブを利用してまんまと脱走を果たす。

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 『人間兇器』13巻183ページ 

 でかい岩をこちらに投げつけるよう囚人たちを誘導し、電流有刺鉄線網を破るという頭脳プレイであった。命乞いっぷりが堂に入り過ぎていてとても演技に見えないが。

 逆ギレした美影は刑務所所長の家へ押し込み、妻と娘を人質にしてヘリコプターで逃亡。さすがに世界的な凶悪事件として報道されてしまい、美影との関係を糾弾された大元烈山の空心会は全支部を閉鎖する羽目になってしまった。

 ロッキー山脈へとヘリを向かわせた美影だったが、パイロットの機転によりひとり雪山に取り残されてしまう(ざまあ)。ほぼ素っ裸の状態で冬山をさまよう美影の前に現れたのは…巨大グリズリー! 失禁する美影の脳裏を走馬灯が走る。

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『人間兇器』14巻114ページ

 この後も悪運尽きず、グリズリーを倒したのちガールスカウトを人質にして国外逃亡を図る美影だったが、パイロットに変装した烈山の三角蹴りで失神、ネバダ刑務所に再収監される。当然ながらブチ切れた所長に熾烈な拷問を受けるも、面会に来た烈山はネバダ刑務所のカラテ教官として就任。美影は烈山とともに囚人たちを指導する立場となった。ちなみにこうまで烈山が美影の面倒を見てくれる理由は「後継者としてふさわしい素質があるから」というもの。いくら素質があっても国際的な重犯罪者だし、コイツの性根は一生直らんと思うのだが、案の定烈山の真意を聞いてもなお「後継者というからには終身班同然の身をいつかは刑務所から出す算段があるらしいぜ!威張りまくって快適に暮らさにゃ!」と何一つ変わっていない美影。そうでなくっちゃ!

 

【16~18巻あらすじ】

 烈山とともに女子刑務所へカラテ指導に来た美影は、サディストの女医が囚人に浣腸している場面を見て興奮、女医に馬用の浣腸を施しているところを烈山に見られてしまう。帰りの車内で延々と弁明を続けているうち、沈黙を保っている烈山に恐怖した美影は車を飛び降り逃走。速攻で捕まりお仕置きされた。

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『人間兇器』16巻112ページ

 ヤケクソになった美影(こいつはいつもヤケクソだが)は隙を見て再び逃走を決行。銀行強盗ののちCIAにとらえられるが、反戦のシンボルとして名高い歌手、イブ・レスリーをカラテで始末することを条件に日本への帰国を許されるのであった。日本への飛行機内でイブを殺せという指令を受けるも普通に失敗した美影、もう後はないとホテルのボーイに化けてイブの部屋へ潜入。だがイブは末期の梅毒だったため犯すことができず、そのまま説得されて何もせず部屋を出るのであった。まともな仕事・闇の仕事に関わらず、ここまで何一つ完遂できない男もそうはいないと思う。

 CIA、そして帰国した大元烈山から身を隠すように、スケバン連中のヒモになりながら機をうかがう美影だったが、ふと薫子が暮らす沖縄へ行こうと思い立つ。が、沖縄の地で美影が見たのは薫子と名も知らぬ自分の息子、そして彼らの夫として、父として暮らす桔梗十八郎の姿であった。さすがに心が折れた美影はヤケクソになり(こいつはいつもヤケクソだが)、米軍の女憲兵をレイプ。憲兵の通報で居場所をCIAに知られることとなるが、いつの間にか沖縄に来ていた烈山に救われるのであった。よかったね。

 

【19巻~23巻あらすじ】

 大元烈山は空心会に代わる新団体「ザ・格闘技」を立ち上げ、プロレスに挑戦状を叩きつける。団体に加えるつもりなのか、「心身を鍛えよ」との書状を薫子に持たせ美影のもとへ使いに出す烈山だったが、美影は烈山の名前を聞いただけで怯え、書状も読まずに逃げ出してしまった。

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『人間兇器』19巻88ページ

 ザ・格闘技は旗揚げ興行として、プロレスと懇意にある全米マーシャルアーツとの試合をマッチングする。会場に潜り込んだ美影はカラテの弱点をマーシャルアーツ側に流すが、もちろん烈山は勝利してしまう。プロレス側は引き続いての情報提供を美影に求め、次なるザ・格闘技への刺客、超巨人ミゼラブルのスパークリング相手としてスカウト。弱みを握られているため従わざるを得ない美影は、ミゼラブルに尻も捧げることになった。

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『人間兇器』20巻92ページ

 ミゼラブルはさすがに強く、大元烈山との試合は引き分けとなり、お互いにメンツを保つかたちとなった。それはそれとして、特に必然性もなく悪役女子レスラーと組んで売れっ子女子プロレスラーに浣腸していた美影は女子プロレスオーナーの怒りを買ってしまう。怯えた美影は「薫子を代わりに戦わせるから許してくれ」と、ここまでの最低発言ムーブをなお更新する外道プレゼンで難を逃れる。その頃、当の悪役女子レスラーは水道浣腸されていた。

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『人間兇器』21巻39ページ

 薫子は覆面レスラー「ミス・桜」としてデビューし大人気となった。よかったね。

 さて、プロレスからの大元烈山への次なる刺客は“幻の帝王”こと覆面レスラー、ミスター・フー。フーのスパークリング相手として呼ばれた美影だが、彼のカラテはまったく通用せず、学ぶところの無い用無しと認定される。見捨てられそうになった美影は「薫子を大物政治家・五木玉堂に抱かせるから、おれを海外に脱出させてくれ」と懇願。どこまでも“最低”のハードルを下げてくる男。五木と薫子との密会写真を隠し撮りした美影は五木を脅迫、みごと秘書としての地位を手に入れるのであった。

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『人間兇器』21巻161ページ

 いよいよ大元烈山とプロレス界最強の刺客、ミスター・フーとの金網デス・マッチが始まる。政治家秘書としての立場を最大限に利用する美影、「烈山を冒涜するにはデス・マッチをレズ・マッチのかたわらに見るしかない」というよくわからない理屈のもと、大物スターとその付き人を裸にひん剥きながら試合を見守るのであった。結果は烈山の勝利、ミスター・フーの正体はプロレスの神様ことカール・イスタスであった。烈山が大物レスラーに勝つ→烈山のカリスマが復活→自分は再び狙われる、という方程式を即座に描いた美影は錯乱、五木の信頼を得るため与党代議士の娘の尻をテニスラケットで叩くなどハッスルする。

 

 五木は政界での地位をさらに固め、美影も第一秘書としてその立場を盤石なものとした。一方、烈山は覆面を脱いだカール・イスタスとネイルボード・デス・マッチで再戦。死闘の末イスタスは発狂した。カール・ゴッチがモデルのキャラクターがヨダレを垂らしながらへらへらと笑うビジュアルはなかなかに壮絶なものがある。「これもすべて美影のせい」と断じた烈山は(半分以上は烈山のせいでは?)総力を挙げて美影の抹殺へと向かう。

 烈山、薫子、桔梗をはじめとするザ・格闘技の精鋭は、堕落した生活を送る美影を別荘にて追い詰める。「空手家として烈山と戦い、そして死ね」との勧告を受けるも「じょ……じょッ 冗談じゃねえ! こ こちとら秘書稼業とゼニ勘定でカラテなんざ忘れかけてるってのに……ヒィッ」と、自分の息子を人質にして逃げだす美影。逃走中に女暴走族に絡まれ腹を立ててカラテ制裁、裸で逆立ちさせ大喜び。そんなことをやっている間に烈山たちに追いつかれてしまった。

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『人間兇器』23巻214ページ

 「ワ…ワッ アワワワワッ!! おッ おれをどうしようってんだあ!? い 現在のおれは政界の巨頭・五木玉堂の秘書だぞォ 筆頭秘書だぞ! ら…来年は衆院選に打って出る身なんだッ あんたらとは別世界の人間なんだあ もう!」しかし美影の必死の虚勢に耳を貸す者は誰もいなかった。研ぎ澄まされた兇器にならんとしていた男は、他人の兇器に成り下がることで研鑽を忘れた。錆びついた兇器の一振りは、大いなる畏怖と感謝を抱くべきであった師にも、ともに己を磨くべきであった門下生たちにも、本来は刃を剥けるべきでなかった妻や子にさえ届くことはなかったのだ。

 

 最終的に美影は息子を守って死ぬのだが、果たしてそれは彼が最後に目覚めた良心から来るものだったのか。何度失敗しても、何度裏切っても救済の手を差し伸べてくれた烈山がついに見限った時、ようやくひとかけら残されていた良心が姿を見せたのか。

 「生き汚い」という言葉をここまで体現しているキャラクターはいないんじゃないかと思うほど、美影の生きざまは強烈だ。それと同時に描かれるのが大元烈山という人間の得体のしれない狂人っぷりであり、この一点においては大山倍達と彼をモデルにしたキャラクターが登場するどの類似作品と比べても勝っているんじゃなかろうか。美影の生きざまは感動や共感とは程遠く、あなたの人生を豊かにしてくれるものかどうかは甚だ疑問であるが、本作に23巻まで続くパワーと読者からの支持があったこともまた事実である。とりあえず本作を読んで「梶原一騎すげえなあ」と思ったかたは、残虐さと陰惨さがパワーアップしたダークカラテ最終章『新カラテ地獄変』(原作・梶原一騎 画・中城健)も読んでいただきたいものです。

【日記】必殺残悔拳/【ゲーム】あつまれ どうぶつの森

 週末だけだから、土日だけ自粛してくれればいいから! 先っちょだけだから! という都の要請をまじめに守りつつもテレワ~クに励む3月だった。もともと家のPCのほうが性能いいし、おれは家だろうが職場だろうが堂々とサボるので効率が落ちることは特になかったが、作業量自体が通常の1.5~2倍くらいあったので普通に死んでおりました。
 久しぶりに外に出ると町の様子は一変していた。歩行者はみなマスクを付けているし、あと肩パッドも付けているしなんなら釘バットも装備している。人心の荒廃極まれり、ほんの少し前まではトイレットペーパーがどうこうと騒いでいたはずなのに「今じゃこんなものケツを拭く紙にもなりゃしねってのによう!」とココカラファインの店頭でトレペをブチ撒けたり、除菌ジェルにミモザやアラザンをあしらって小粋なデザートに仕立てたり、ちくわに釘を詰めたりしてゲラゲラ笑っている。店主の心の叫びを聞きつけたジャッカル佐崎さんが暴漢どもに挑みかかるも袋叩きにあい、ファブリーズを撒き散らしながら回転放尿する最終奥義でその場を凌ぎ切るも店主からはすこぶる不評。「店先をこんなに散らかして! いったい何なんだ君は!」「なんだチミはってか! そうです!(以下略)

 


 

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 『あつまれ どうぶつの森』を始める。このシリーズは3カ月以上飽きずにプレイできた試しが無いが、新作が出るたびになんだかんだで買ってしまう。今までは自分の家を家具で飾り付けたりできたのだが、今作では舞台となる無人島全体に家具を置いたり、地形を作り替えたりしていろいろカスタマイズできるのがウリ。『マインクラフト』的な要素を取り入れ、より理想に近い箱庭が作れるようになっている。家具と衣装のバリエーションがアホみたいに増えていてすごい。

 

 『ぶつ森』は生活シミュレーション+コミュニケーションみたいなゲームだが、現実と連動して時間が進むのが大きな特徴。夜になるとお店が閉まったり他の住民が寝てしまったりするので、夜型生活の人間だと誰も出歩いていないまっくらな海辺でタイを釣るくらいしかやることが無い日が続いたりしたが、そういうリアルタイムゆえの理不尽さも含めて楽しむようなユニークさがあった。ただ「不便なのも味だよネ」と開き直らなかったところが偉い。シリーズを重ねるごとにどんどんシステムは快適になり、不快なキャラクター(詐欺師・陰気・セクハラ等)はリストラされていき、その結果『ポケモン』を超える売り上げを誇るビッグタイトルになり申した。流石にござる! お美事にござる!

【日記】派出所テレワーク騒動!の巻/『盗撮影手パパラッチ』

 コロナウイルス何するものぞ、どうせ罹るときは罹るんだし手洗いとうがいを済ませたうえでバンバン外出して経済を回そうではないか! くらいは言いたいのだが、こういうことを声高に叫んでいるヤツほど真っ先に感染しそうであり、その場合だいぶカッコ悪い気がするので勇気が出ない。どもあれこれをきっかけに少しでも在宅勤務の導入に意識が向けばいいですね。時代はイット革命。おれは在宅勤務を命じられたら平日昼から晩杯屋でアルコール消毒に励んだりしそうなのですが…。ともかくこの騒動、国民の皆さんにも天皇を中心としている神の国の一員であるとの自覚を持って対処していただきたいですね。大阪は痰ツボ! (AIBOを見て)これ噛むの? ――『森喜朗先生を偲んで』(2020年7月24日)より引用

 


 

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 『盗撮影手パパラッチ』読む。ヤングジャンプ連載作で原作はン先生、作画はSFから麻雀まで何でも描いてしまう柳澤一明。
 「将来はパパラッチになってスクープ写真で大儲けするンゴw」とか言ってた主人公が、ひょんなことから唯一の肉親である兄が殺し屋として活動している写真を撮ってしまう。実の兄、殺しの依頼者、各方面から狙われたり救われたりして大変なことになる主人公。パパラッチとして名を挙げるため兄を売ることができるのか!? というお話。創作物では悪役になりがちなスクープカメラマンの目線からマスコミの矜持を描く、という題材はわりと新鮮。ただ巨悪と対決する第1章がなかなか盛り上がるだけに、雑誌専属のパパラッチとして活動していく以降の章に蛇足感がなくもない(高校野球回の解決のしかたはヒドい。いちカメラマンの権力というか力量を超えている)。まあでも1巻のテンションのまま続けたらパパラッチの仕事は描けなかったろうしなあ。

【映画】『ミッドサマー』と家族オナを観た

 映画『ミッドサマー』、マジで最悪の147分間でした。不穏な緊張感がず~~~っと続いて気の休まる時がほとんど無く、なんでカネ払って厭な気分にならなければならないのかと。最高に最低の映画体験。もう虜。
 監督は「ボクはこれをホラー映画とは思ってないよ! ぜひカップルで観てね」などと満面の笑顔でサイコパスみたいなコメントを残していたが、枠組みは言ってしまえば典型的な「田舎ホラー」のソレである。文明と切り離された独自のコミュニティに余所者が紛れ込み、奇祭に目の当たりにし、タブーを犯し、1人ずつ排除されていくという朝起きたら夜に寝るレベルのお約束だが、舞台となる白夜のホルガ村の抜けるような青空と色とりどりの花々、ファンタジーのような住民たちが異様な雰囲気を醸し出す。
 映像とサウンドは「小手先」のしゃらくさいテクがあちこちに最大限使われており、これがまた最大限効果的にこちらのMPを削って来るので腹立たしい。オープニング各所の場面転換、鳴り止まない不協和音、泣き止まない赤ん坊、かすかに聞こえる悲鳴と絶叫(劇中の村人たちがまったく反応しないせいで、観ている方も空耳だったのかなと不安になってくる)、ドラッグのせいで歪む視点などなど…。凝ったつくりのパンフレットには「知ってないと気付かないよ!」みたいなネタバレ、小ネタがいろいろと書かれて確認のためもういちど観てみたいのだが、観たくない。観たいけど今じゃない。この人の映画見ると頭の中がサウナと水風呂の交互浴みたいな状況になるので、ぶっ続けで3回くらい観ればメンタルがととのうかもしれないが。

 

 

 パンフでも言及されていたアリ・アスター監督の初期作「The Strange Things About The Johnson's」をYouTubeで観た。息子のオナニー現場を見てしまった父親、「みんな誰でもやってることだから! 気にすんなよ! ゴメンね!」と優しく諭すのだが、息子がオカズにしていてのは当の父親本人だった。そして始まる息子から父親への性的虐待の日々…という、もうこれ家族の崩壊とかいうレベルじゃねえなという短編。翻訳はされていないが、英検3級のおれでも雰囲気はなんとなくつかめる。

 


 あと「この作品を観た人々の反応まとめ」が普通に良いです。ナイスリアクション。

 監督の映画はどれも「家族」を描いたもので、その歪みッぷりがハンパないみたいに言われいたりもするが、この監督、家族を歪んで見ているのではなく、普通の人なら目をつぶる歪みが見えてしまうタイプなんだろうなと思う。家族と言えども他人。夫婦だったらなおさらだ。ホラー映画は「最悪」を描くことで我々の人生に後ろ向きな慰めと活気を与えてくれるが、ある意味最良の家族関係を描くと同時に最悪の男女関係を描いた『ミッドサマー』は確かにカップル向きの映画なのだろう。

 

 『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』と続けて観ると監督の作風がはっきりわかってきて面白い。家族についてもそうだし、ラストでの全員集合とか…。個人的に『ミッドサマー』は高く評価するが、わけのわからない不穏さで圧倒している『ヘレディタリー』のほうが好みではある。次回作はどうなるんだろうなあ。「また同じことやるのかよ~でもやっぱし最高!」になるのか、「こういう引き出しもあったんだ!」と驚かせてくれるのか…。

【日記】油脂が如く/『ぼくらの時代』コンタロウ

 いやぁホイップクリームメロンパンは美味いですなッ! ストレスフルなワーキングによるタイアードなマインドをケアしてくれるのはホイップクリームメロンパンしかありませんなあ。などと年末年始やってたら腹肉が急成長の兆しを見せたので『リングフィットアドベンチャー』を始めた。『Fit Boxing』はしばらくお休みして、まずは筋肉をつけるとこから始める。筋肉ついたらゆくゆくは毎日70分くらい運動してガリガリになる未来予想図です。ただ今は70分あったら『龍が如く7』をプレイしていたいので無理です。『龍が如く7』は相当に面白い。熱中度で言えばホイップクリームメロンパンに勝るとも劣らない。それでいてカロリーはほぼゼロなので、労働中も手軽に龍が如く7を摂取できるのがダイエット的にはいちばんいい。

 


 

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 コンタロウ先生の青春ドラマ短編集『ぼくらの時代』をkindle unlimitedで読む。解説には「学校を舞台にして起きる様々な出来事が、当事者の視点で描かれる熱血学園コミック!」などとあるので、さわやか3組みたいな教育ドラマ的な内容なんだろうな~と思いつつ読んでいたらド肝を抜かれた。「熱血学園コミック」などという枠組みでは収まらないバラエティの広さである。友情の大切さを描いたイイ話、ギャグに吹っ切れた荒唐無稽な話もあるが、「いじめ」について真正面から取り組んだ話、非常に後味の悪い話、完全にSFに足突っ込んでる話etc…。「さわやか3組」かと思って観ていたら「世にも奇妙な物語」だった、くらいの驚きがある。本当にもう、マジで1巻だけでも! 1巻だけでも読んでみてつかあさい。ここまで説明してもなお、あなたの予想を絶対に裏切ってくれると保証してもいい。マジで。

【日記】やきとりセンターの良さみ/『1、2のアッホ!!』コンタロウ

 地獄労働が一段落。肉でも食いたくなり、16時ごろ開店直後の焼肉屋へ行くと「満員です、すみません」と店員。ガラガラじゃないか! と文句を言うと驚愕の表情でこちらを見つめてきたので退散した。実際は“何か”で席が埋まっていたのかも知れぬ。
 しょうがないので歌舞伎町をぶらぶら歩き、近場の「やきとりセンター」に行くことにした。これもある意味で食肉センターだし。

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 黄色地に赤字の看板からはどうしても「ジェネリック鳥貴族」「パチ貴族」みたいな雰囲気があるが、これがどうして。品揃えはだいたいが180~480円くらい、どれもよくあるメニューに一工夫加えたモノばかり。メインの焼き鳥からして、塩とタレの他に「にんにく味噌だれ」を選べたりする。サイドメニューにある「大根の自家製鬼おろし」をたっぷり付ければワンステージ上のうまさ。備え付けの唐辛子も、店頭ではめったに見ないS&Bの黒煎り七味だったりして細かいこだわりを感じられる。あと冷たいのに食べやすくてうまい手羽先「夢のいいとこ鶏」、花椒がバカみたいに効いてる「しびれきゅうり」、あきれるくらいに臭みが無くて濃厚な「レバテキ」など、なんて言うんでしょうか。普通の居酒屋ならとりあえずで注文するものが全部うめぇっていうか。シメはタレがたっぷり染みた「丼めしセット」で決まり。焼き鳥チェーン店はいろいろ行ってきたつもりだが、味と値段のバランス的な満足度は相当なモンでした。あんまり気に入ったので後日友人らも連れて行ったが、どんなに飲み食いしても1人3000円程度で収まるのも良いです。

 


 

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 Kindleで『1、2のアッホ!!』(コンタロウ)が安かったのでまとめ買い。一度聞いたら忘れられないタイトルで存在だけは知っていた。さすがに自分が生まれる前のギャグ漫画はキッツいだろうなあ…と思っていたがこれがどうして、素直に楽しめた。時事ネタに加えてえげつない下ネタも時には挟まれるものの、不思議と下品な感じはしない。どんなに過激な内容でも一定の品の良さを保っているのは、小手先のテクニックによらない作者自身の人柄によるものかなあと。
 『キン肉マン』でおなじみ、アデランスの中野さんが準レギュラーとしてかなりの頻度で出てきたりもする。ジャンプのギャグ漫画で編集者がキャラとして出てくる例はかなりあると思うが、その元祖は誰なんだろうなあ。ちなみにコンタロウ先生の次作『ルーズ!ルーズ!!』は初期こそ『アッホ!!』のカントクがスターシステムで主役を張っていたが、中盤から編集部の奥脇氏(『奇面組』の色音好でもある人)がモデルの垂目くんが実質的な主人公になっていた。垂目は『いっしょけんめいハジメくん』にも出ていたし、息の長いキャラである。

【映画】ラム肉モツまみれの鮮血ウール/『ブラック・シープ』

 年末辺りから激ヤバだった労働が一段落つきまんた。一時期は頭を使いすぎたせいか他人との会話も「キシーーーーーーーーーーーー」「モペペ」の2語だけで済ませていた。
 おかげで生活パターンもすっかり変わってしまった。『Fit Boxing』もぜんぜんやれてないし! 買ってきた漫画を読むヒマすらねえし! そのわりにはユーツーブの東映特撮チャンネルは毎日のように見ており、特に『キカイダー01』の深いのか浅いのかさっぱりわからない人間ドラマ(というか人造人間ドラマ)にはかなりの感銘を受けた。昔の特撮番組は発見が多く、「情念がこもっていると同時にいい加減」というスタンスには脱帽する。あと『ウルトラマン』シリーズってなんだかんだで完成度の高さは段違いだよなとか。

 


 

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 ゲロ労働中、1日だけ休みを取れたので観に行った映画が『ブラック・シープ』。2006年のニュージーランド映画が紆余曲折(具体的に何があったか知らんが)を経てようやく日本公開。一言でいえば傑作であり、賞味期限切れかけの具材をOH!MYコンブばりに稚気交じりの工夫で極上ジンギスカンに仕立てている。

 遺伝子改造を受けたヒツジが人食いの怪物に変貌、ヒツジに噛まれると伝染しどんどん仲間を増やしていくという、夜になったら布団を敷いて寝るみたいな安心と定番のお約束展開ながらダレる部分が一切ないスピーディかつ濃厚な展開。アクの強い登場人物に安っぽさのない特撮、ツボを押さえた笑いとこの手の映画に必要とされるモノをすべて備えている。CGっぽさが無く特撮がかなり上出来なせいで、劇中で人食いヒツジを退治するシーンなどは本当にヒツジをボコっているようにしか見えない。…ボコってないよね?
 ヒツジに噛まれるとヒツジ人間になるという、昨今の動物パニックでは特に珍しくも無い展開にも一捻り加えられている。要はゾンビの亜種なのだが、なんせ元がフワフワモコモコのヒツジなのでそんなに怖くないというか、笑えるポイントになってしまっている。では家族でニコニコ見られるコメディ映画かと言われればそんなことはなく、エグいシーンはとことんにエグい。どの方面にも忖度しない「やってやれ」感を見るにつけ、『ブレインデッド』や『バッド・テイスト』を生み出したニュージーランド映画界はさすがのさすがだなと思うのでした。

ノンストップライティング/2020年1月1日~1月7日

 労働がアレで日記に書けるようなことがあんまり無いので、毎日10分間続けているノンストップライティングの成果を載せる。最初に言っておくと、ほぼ怪文書なので読む価値は無いです。

ノンストップライティングっつーのは一定の時間を決めてそのあいだ頭に思い浮かんだことをノンストップで書きつづけるというもので、なんか知らんけどアイデアを生み出す方法らしい。詳細はググればいくらでも出てきます。書いているうちにいろいろとタガが外れてくるのが良いのだそうだ(実際は誤字や脱字があってもいっさい気にせず書きつづけるのが正しいらしいのだが、おれの場合は書きながらちょこちょこ直してしまっている。自分にとってはそのスタイルが自然なので…)。

 

 

2020年1月1日(水)

 

つくしつくしつくし~♪ つくしーを食べーるとー♪ あたまあたまあたま~♪ 生涯予定収入額が下がる~♪ それはそれとしてだいぶ乾燥する冬らしい空気になってきましたね。お肌が妙に荒れる。なんかこの歳になってくると1年の決まった時期に決まった体調の不調が現れるようになってまいりました。なんなら1週間の決まった日にも決まった不調が出てきます。ちんちんがイライラするとか。キン肉マンを読むため夜更かしするとか。なんでしょうね、ようやく「サイクル」というものが確立されたんですかねえ。ヒトの身体として。小学生くらいのころはそこまでパッキリとしたわかりやすい兆候はなかったですからね、季節や日によって。小学生の頃と言うと最近思ったんだけど、例えば牛丼屋に行って牛丼を食う。カレーでもなんでもいいですが、まあ食事をする。で、そのあと口をぬぐう。この口をぬぐうという動作自体、おれはかなり最近までやっていなかったような気がするんですよ。かなり最近っつっても、さすがに成人してからはちゃんとやっていたような。やっていなかったような。あかんわ。普通に記憶にないわ。ただまあ子供の頃は間違いなく「メシを食った後に、ナプキンだのハンカチだので口をぬぐう」というアクションはやっていなかったような気がする。ていうかどうしてたのか? 口の周りにケチャップだのデミグラスソースだのナポチョッチリメルだのが付いていたときはどうしていたんだ。そのまんま乾くまで? 舌でなめとっていた? わからない。それを気にするkとがないくらいのメンタルというか鈍感さを持っていたのだろうか。ついでに言うと外食した後に「ごちそうさま」を言って店を出るようになったのもわりt最近のような気がする。最近ゆうてもね。ここ数週間とかじゃないですけど。かってに改蔵で「真の小心者は店を出る時にごちそうさまと言えないのだ」とかいうねたをやっていたときに「そもそも店を出る時にもごちそうさまって言うの!?」とおどろいた記憶がある。いやまあ。普通に給食のときとか家での食事の時とかはごちそうさまと言っていた記憶があるが…。言ってたっけ? 本当に? 無意識の改ざんが行われている可能性も無きにしも非ずだが、ともかく店を出るタイミングではそういうことを言っていた記憶がない。と思ったがよく考えれば、改蔵を読むような年になるまで1人で外食に行くような体験がなかっただけだな。ハンバーガー屋とかじゃ言わん氏

 

 

2020年1月2日(木)

 

このままジジイになったらどうなるのかなあという事はたまに考える。世の中には子供ンころから早くジジイになりたかった、などという人もいるようだが、放っておいてもなるんだから焦らんでもいいよなと思う。ジジイになるのが嫌だとかいう思いは特にないんだが、自分の中にジジイ適性がなさすぎるんじゃないかという違和感と言うか。今も友人らと集まったりしているが、ジジイになってからはどのような会話をするようになるのだろう(すでにジジイに片足突っ込んではいるが)。以前、居酒屋で隣の席にジジイというか壮年男性のグループがおり、その中の1人が自分の義手を自慢し始めて、もう1人の壮年が「まるで攻殻機動隊だな!」とか例えを入れているのをみてショックを受けたことがある。いや、ショックというほどのものではないが、白髪が大部分のオッサンの口から攻殻機動隊という単語がサラっと出てきたのに普通に驚いたし、義体の例えとして攻殻機動隊がサラっと出てくるのにも驚いた。いったい何歳くらいのオッサンだったのだろうかアレハ。まあ、我々もそのうちオタク老人会になり、居酒屋の席でわけのわからない会話をして隣席の大学生にいぶかしげに見られ宇野かもしれないなと。想像したらそれはなんだか、まあ悪くないというかそこそこ痛快な気もしてきました。なんでかはわからんけど。大学生かどうかはともかく、自分より若い友人がもっと欲しいと思うことはたまにある。いや、今も仲良くさせて頂いている人は多いが、みな余りにも才能に溢れすぎていて年下、後輩といった感じがしない。つまりおれは才能の無い若い連中となかよくしたいという欲求があるんか? そう言い換えてみると一気にショボいというかそれこそ老害の典型的な思考のような気もするな。違うねん。おれの周囲にいる若い人たちが老成しすぎているというのもあるねん。それはやはりつまり自らの影響を若い連中に伝えたい、というかもうちょい悪い言い方をすれば自分色に染めてやりたいという欲求の表れなのかもしれませんね。違う。違うねん。そういうのは抜きとしても普通に若者の中に入って刺激を得たいとか、ウェ~イとかやりたい気持ちが無くもないというか、考えれば考えるほどキモくない? これ。

 

 

2020年1月3日(金)

 

年末年始に撮っておいたフットンダ決定戦を見ていたけど、アレは正直なところお題の答えやすさというか質でIPPONグランプリと比べるとちょっと、一歩及んでいない感じがしないでもないですね。お題の数とか生放送ならではの理由とかもあるんでしょうが。ボケやすい大喜利のお題というのもなかなか難しいというかコツがいるもんんあのだなあと。逆に「ツッコみやすいお題」というのも難しいですね。逆なのか同じ枠なのかはよくわkらんけど。個人的にめちゃくちゃ有名なフレーズ、かつ盛大にツッコみを入れられる、なんなら30分耐久くらいでツッコミを続けられるかもしれない(オレはやらんけど)ものと言えば「智恵子は東京に空が無いといふ」ですね。コラコラコラコラ~~~~! あるやないか~~~い! 空! 空、ある! 東京空あるよ~~~~!! 文字通りの杞憂だよ~~~~! 文字通りかどうかいまいち自身がないけど! これはアレですね、わざと隙だらけの文章を晒して相手からの反応を引き出すというツイッターで炎上しがちなスタイルの人と同じですよね。智恵子抄はそれ以外の情報まったく知らんな。いま抄の字を変換で出すのにもめっちゃ手間取ったなあ。どんな話なんだろ。まあ智恵子は主人公の奥さんなんですよね。たぶん。主人公は作家自身で。地方で暮らしていたけれど東京に出てきて、都会暮らしに疲れ果てて、まあ疲れ果てるくらいまではいかないけど生活のいろいろに微妙な違和感などを感じていて、積り重なったアレがアレした結果でてきたのが「空が無い」の一言だったという。コラコラコラコラ~~! 空あるやないか~~い!とかいったツッコミはむろん主人公はしないのである。東京には確かに空がないねえ。空はないが地はある。むしろ地しかない。風も火も水もない。どうしてこんなところに自分はいるのだろう。空が無かったらアレだ。困る! とか思ったけど、意外に空がなくても生活に大きな変化はないかもしれないな。空が無いなら雨も降らないんでしょう? 光に関しては電球とか発行ダイオードとかもあるし。別になくてもいいじゃんね。という気づきを得た作者(名前忘れた。なんとか郎)が智恵子と共に都庁へと挑む、そこで待ち受けていたのは巨大なおはぎ

 

 

2020年1月4日(土)

 

毎度のことながら仕事とは何かということを考えている。仕事は嫌いではないが締め切りは嫌いだ。締切があるからこそ仕事になるのだろうかとも思うが世の中には締切が無い仕事もあるはずだ。例えば…例えばなんだろう? あるの? 砂に絵をかいたり砂で絵をかいたり砂で描かれたり…。描いてッ! 私のことを描いてえ〜〜! まあわざわざ砂を使って描くというからにはいつ消えてしまっても構わないし、なんならもとから描かなくてもいいわけであるしね。やっぱりそれは仕事じゃないな。狂った金持ちが砂でおれを描く仕事に40億出してくれればいいのだが。まあ狂った金持ち狂った金持ち言いますけどね、実際世の中に真に狂った金持ちはどれくらいいるんでしょう? なんで無差別に拉致してきた人でデスゲームを開催するような金持ちがニュースにならないの? やんないの?金持ち。やれよ。金持ち冥利に尽きるってもんだろ。それとも真のパワーオブ金持ちだから表に出ないよう情報統制しているのか? 違うだろ。守りに入ってるだろ。自分の個人情報はギリギリ洩れないレベルでデスゲームはやってますよ〜、この建物に残された壮絶な痕跡が悪夢のような事件の実在を物語ってますよ〜。くらいのアレは残しておくべきだろ。すべてが隠されてしまっちゃ存在しないのと同じだろ。どうなっておるのかね。金持ちのデスゲームはせめてわれわれ市井の人間の娯楽になってもらわなきゃ困るんですヨッ! これもそうだね。ある意味狂った金持ちのデスゲームも締め切りの無い仕事と似たようなものかもしれませんね。違うかもしれませんけどね。ただデスゲームでないにしろ巨大な墓は作ってほしいよな。もう見上げるばかりの。見上げていったら仰向けに倒れてしまいかねないほどのバカ建造物。完成した暁には入り口を完全に閉ざしてまだ中に残っていた建設業者だのでデスゲームを繰り広げてほしいですな。そのメンバーの中に1人、身分を隠して紛れ込んでいる当の金持ち本人がいればだいぶ楽しい展開になるな。彼の胸中たるや。というか常識で考えればわざわざそんなことはしないんだけどなんせ狂ってるからなあ。デスゲームやるなら堂々と、それでいて周りの人間が手出しできないようなシチュエーションでやるのがベストですな。で、くだんの巨大建造物、巨大な墓ももちろんその金持ちの像になっているのな。生と死のクルーム構造(クルームは包むの意)という感じでとても象徴的ですね。まあ世の中に名を残すとすれば最後はそんな感じでハジケたいよな。前澤も



2020年1月5日(日)

 

炭酸水はうまい。真水より断然うまいので炭酸水ばかり飲んでいる。家ではサンガリアの安い炭酸水をまとめ買いするようになった。なんで炭酸水がこんあに隙かというと、まあ甘いジュースを飲みたくないというのが大きい。甘いのはイヤだが刺激は欲しいという思いをかなえてくれる飲み物は炭酸水しかない。思えば刺激物は以前から好んで摂取している。コーヒーのカフェインも好きだし、辛い物も好きだし。刺激のない人生を送っているからあえて飲食物で刺激を取りたいという本能のアレがあるのだろうか。昔、GONのコラムか唐沢俊一の一行知識で「精神を病んでいる人は炭酸を好む」みたいな情報を得たことがあったが、まあそれが真実かどうかあわからないのだが、精神を病んでいる人はやはり世の中の普通の出来事からは刺激を得られない人生なのだろうか。そう考えるとなんとなく理屈があっているようなあっていないような気も数る。炭酸がぜんぜん苦手な人というのはよく聞くが、あれは具体的になにが苦手なのだろう。シュワっとする感覚、刺激自体が苦手なのか、腹が膨れるような感覚が苦手なのか。それとも炭酸の微妙な苦みとかいったそういうものが苦手なのか。ここらへん、ちゃんと聞いたことがないのでよくわからない。聞けばいいんだが、いざ聞こうとするつ「炭酸が苦手です」という人に出会わなかったりする。仕事仲間とか知人とかにそういう人がいたかもしれないしいなかったかもしれないしいたにしろ誰がそうだったのかわからない。話からないと言えばチョコミントが苦手だという人もよくわからない。具体的に何がイヤなんだろう?よく聞くのは「歯磨き粉の味だから」というものだが、ぜんぜん違わなくない? 歯磨き粉の味が苦手ならチョコミントに限らずミント系すべてが苦手ということにならない? だったらなぜチョコミントだけがやり玉にあげられているのか。ミントもまあ刺激物の1つではありますね。わたすは当然ミントも好きです。ていうか話し戻すけど歯磨き粉とチョコミントはそもそもぜんぜん味が違わなくない? チョコミントにあるマイルド感、アイスニ使われているミルクとかチョコそのものにある、そういうなめらかさが歯磨き粉には皆無じゃない? おそらくチョコミントが嫌いな人がは明日「歯磨き粉の味だから」というのは、だいぶ芯を得ていない、とりあえずの言い訳なのではなかろうか。本人も具体的になぜチョコミントが嫌いなのかを言語化するのが難しくて、どっかの本だかテレビで誰かが言っていた「歯磨き粉の味に似てるから」という理由を言っているのではなかろうか。そう考えると嫌いなものを嫌いだという理由の多くは、誰かからの受け売りなのかもしれませんね。というとなんとなくうまいことを言った感があってどうにもイヤなのだが、これは嫌いな理由だけでなく好きな理由にも言えないだろうか。知らんけど。自分はどうなのか、と考えてみたが、まあ言語化というのはどっちも難しいものだとは思う

 

 

2020年1月6日(月)

 

自分はちょっとおかしいのではないかと思うことは多々ある。なんでこんなに集中力がないんだとか、目先の欲望にカンタンに負けるのだとか、計画性がないのだとか。これは一種の障害ではないのかという想いと、障害じゃなかったらなかったで救いがないのではないかという想いと、別に障害だろうがそうでなかろうが解決にはつながらないんじゃないかという想いと、まあそんな感じのアレがいろいろある。しかしまあ、いつからこんなに集中力の無い人間になってしまったんでしょうね…? だいたい夏休みの宿題とか全部終わらせた記憶ほとんどないもんな。小学1年か2年の頃は1度くらいあったかもしれん。夏休み宿題コンプリート。あとは全然。出したくない宿題は出さずに済ませてきた。今でも「どうしてもやらなければいけないこと」yと「やりたいこと」が重なった場合、後者を優先して「やらなければいけないことはやらずに済ます」という人生を送り続けてきた。これってどうなん? ヤバいの? 自分でもヤバイなアとは思っているのだが、なんとなく、なんとかなっているからこうして野垂れ死にせずに生きている。いかんなあ。ヤバいなあ。締め切りを絶対に守る人と絶対に守らない人っているけど、全社の人は本当に尊敬しているのです。頭の作りが違うのか、人生の根本的な部分が違うのかと思ったりしている。でもまあ、人生なんて常に死という締めきりに追われているようなもんじゃァありませんか…。だとしても何かしらが変わるわけではないんじゃァありませんか…。ていうか本当になんなの? なんで締め切り守れるの? 腸内細菌のせい? メルカリで「締め切りに絶対遅れたことが無い人のウンコ」が売られていたらちょっと心動くんじゃない>? 爪の赤を煎じて飲む、の現代版はウンコ移植して腸内細菌を取り入れる、だもんな。もっとメルカリもウンコの売買に対して寛大になってほしいよ。いや、普通に売られているのかもしれんけど。メルカリのアプリは導入したけど、サイズの合わない靴を売ろうとしてなんか面倒くさくなって放りっぱなしだけど。まあウンコ売買ビジネスは需要あるかもな。いやウンコじゃだめなんだ。あくまで腸内細菌をやりとりしていますよというテイを崩しちゃいけないんだ。細菌の売買のほうがヤバい感じに判断されることもあるだろうが。ていうか腸内細菌ってそんなに人となりにまで影響したりsるもんなの? 教祖様の腸内細菌を~みたいな感じで新興宗教一発逆転できたりしない? 一気にヤバい感じアップしない? 言い方だな。言い方しだいだな。腸内細菌をもうちょっちお違和感というか拒絶燗の少なくなるようなオサレな…ホルモンジビエ

 

 

2020年1月7日(火)

 

本読んでねえな…。逆に言うと学生時代はなんであんなに本を読んでいたんだろう。今、本を読んでいたはずの時間で何をしているかというと、間違いなくスマホゲーの周回とかに費やしているのでどう考えてもバカになっている。今は時間は無い代わりに趣味に使える金は少しはあるので、ソシャゲでは金を払って時間短縮という手が使えるが、本に関しては金をいくら払ったとて時間節約にはならないのである。これはあかん、本が時代に取り残されているのはこういうところなのではないか。要は金を余分に払えば払うほど読む時間が短縮されるようにするとか、内容がグレードアップするとかにしないとすたれていくばかりだろう。具体的にどうやればいいのかはよくわからんが、1000円くらいプラスで払えば脳に直接あらすじを注入してくれるくらいのとこから初めなくてはいけない。あとはまあ自分だけが読めるレア展開、スーパーレア展開ウルトラレア展開も用意しておかなくてはならない。読書と言う趣味は射幸心をプラスすることでひとつ上の段階へ進むことができるだろう。あとはあれだな、対戦要素だな。それはもう搭載されているか。わけわかんねえマウント取り合ってる連中とかよくツイでも見かける品。たまにツイ~トで自分の本棚を載せる人がいるが、つまんねー人間はだいたい本棚もつまらないのでよくできたものだと思う。しかし最近は電書で買い集めるものも増えてきたし、本棚を見ればその人がわかるというのもアテにあならなくなってきてる可能性はある。めちゃめちゃ立派な学術書を自室の本棚に並べて入り人でも、電子書籍リーダーには鉄人社の本とかがギッシリかもしれないじゃないですか。嗚呼!花の応援団とか全巻入っていたらそれはそれで好きになってしまうかもしれないけどな。本棚。本棚欲しいな。本棚に単に本を詰め込んでいるだけの人というのは確かに見ないよな。それなりの分類分けを行って並べるものだし、よく読んでいる本は手に取りやすい位置にくるものだし、「持っている」というだけとは異なるプラスの情報が本棚からは読み取れるんだな。漫画だけの本棚も雑誌打鍵の本棚もそれはそれで見どころあるし、なんならCDとかDVDとかゲームとかが並んでいることもあるし、場合によってはフィギュアとかも並んでいたりする者な。うちの本棚にはビタミン剤とかアリナミンとかも並んでいたりしますが。なんだっけ。あと本に課金したら棚もグレードアップしないかな。電子書籍の話ね。毎日読書したらスタンプが押されて一定以上集まったら棚の質感がアップするとかね。最初はベニヤ板。アルミ鉄銅と来て銀、金になり自重で潰れて死ぬ。虚飾。

冷凍怪人どぶねずみ作戦!/「限界しりとりmobile」

 「♬お~れ~はセックス~ セックスカウンセラ~ ずいきで作った性道具~」仕事納めという概念の無いまま年末年始を迎えひとり労働を続けるジャッカル佐崎さん、『仮面ライダーX』エンディングの下品な替え歌を誰もいない職場でがなり立てながら作業していたが寒さと孤独、従来の怠け癖のせいでとくに仕事ははかどらなかった。「♬鉄よ~り硬い~、女陰(ほと)より長い~」気持ちよく唄っているうちに気分も盛り上がり、スピーカー音量60%くらいでYoutubeを流していたところ(プレイリスト名:和製プログレ)知らん人がドアをバッと開いて顔を出し、こちらの顔を確認したと無言で引っ込んでいったので怖かったです。たぶん管理人か警備員。その後七不思議の1つ「戦慄! ひとりで人間椅子を聴く中年男性」として語り継がれることになったと聞きます。まあそんな感じで今年もがんばりましょう。

 


 

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 なかなか時間が取れず、クリスマスに買った『デスストランディング』もプレイできていない。スマホゲームの正月イベントを確認するので精一杯。そんな中、「限界しりとり」はちまちまプレイを続けております。

 要は文字数がランダムで設定される、時間制限付きのしりとりです。

 文字数というシンプルな制限1つで、ここまでしりとりがエキサイティングになるというのは目からウロコであった。濁音・半濁音はそのまま使わないといけないルールなので、「る」や「ぬ」よりも「ず」とか「ぐ」で回されるほうがキツかったりする。「ず」で始まる7文字の言葉とか、意外に出てこないもんです。ランクマッチはSランク以上になると普通に修羅ってくるので知り合いとフレンド対戦でぬるく遊ぶのがオススメ。

 

【2019】よかったまんが5選+18くらい

 年末なので今年よかった漫画10選を書こうと思ったんですが、今年はビックリするほど新刊漫画を買っていなかったので5作選びまんた。相変わらず『キン肉マン』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』『衛府の七忍』『スナックバス江』は最高だし完結した『ベルリンは鐘』『めしにしましょう』も連載再開した『バイオレンスアクション』もよかったし、新刊と言っていいのかわかりませんが『解体屋ゲン』も夢中になって読みました。

 

1.僕の心のヤバイやつ

(桜井のりお/マンガクロス)

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 陰キャ陽キャラブコメ。良い。おれ個人としては『ロロッロ!』派なので狂信的なアレの域には達していないが、達していないにも関わらず良い。もう一息、一押しのなんかが来たら身悶えして狂いそうな予感がある。


2.チェンソーマン

(藤本タツキ/週刊少年ジャンプ)

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 これも『僕ヤバ』も去年枠になんで入れてなかったの??? ていうかなんでこれが週刊少年ジャンプで連載できてるの??? ヤバさ具合では“往年のジャンプ”感がある。おれの中では『ゴッドサイダー』とか『海人ゴンズイ』とかと同じ引き出し。


3.有害指定同級生

(くろは/ジャンプスクエア)

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 優等生のメガネ三つ編み委員長と、自慰狂いで友だちがいない美少女2人による下ネタだけで成り立ってる百合漫画。いや違う。メガネじゃなかったわ。普通にローターを挿入したりしてるんですがクソバカ度が強すぎるせいで全然エロくないという稀有なやつでした。クソバカの一方で素直に可愛かったりするし。


4.血まみれスケバンチェーンソーreflesh

(三家本礼/コミックビーム)

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 2巻も無事に刊行されスッキリ完結。三家本先生のキャラ造形やセリフ回しの秀逸さは皆が認めるところだと思うが、それとは別に斬新過ぎる表現をサラっとやってしまうところも凄いと思う。本作の5話、敵を斬り殺すシーンを影絵だけで表現した連続見開き16ページの圧倒的な躍動感ときたら! 


5.連載島

(金平守人/ヤングキングアワーズ)

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 いわゆる無人島デスゲームモノだが、本作は「掲載誌が作中に登場し、前回までの展開を作中人物が読める」というギミックを採用している。柱の人物紹介や巻末の作者コメントなども活用し、雑誌連載という形式自体をネタにした作者の集大成とも言える内容。金平氏初体験の読者は新鮮な驚きを、ファンは実家のような安心感オチを楽しめる1作。

 

 以上です。

 今年は去年以上にkindle unlimitedをはじめとした電子書籍をフル活用していた気がする。『天然少女 萬』『IKENAI! いんびテーション』『Deep Love Real』などこしばてつや先生は全部極上に面白かったし、『ミスター味っ子』『将太の寿司』『将太の寿司2』『超香少年サトル』『激闘!! 荒鷲高校ゴルフ部』『プロレス・スターウォーズ』『独身アパートどくだみ荘』『おきらく忍伝ハンゾー』『密・リターンズ!』『実録昭和猟奇事件』『このゆびとまれ』『デストロ246』『新カラテ地獄変』は初めて読んだけどゲボよかったし、『電波オデッセイ』『まじかる☆タルるートくん』辺りは何べん読んでも面白いですね。以上です。