ジャッカルの日

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【宣伝】外見の腹立たしい人が教える! 第28回文学フリマ東京(5/6)新刊の見どころ

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 こんにちは、外見の腹立たしい人です。

 

 

 

 

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髪ニョーン

 

 

 

 

 

 来たる2019年5月6日(日)に東京流通センターで開催される、「第28回文学フリマ東京」出品用の新刊がかんせいしたので宣伝させていただきます。
 初出は4月20日に行われた「文学フリマ金沢」ですが、いろいろとささやかな規模だったので実質初出しと言ってもいいくらいです。

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  はい、今回の新刊はこちら! 「二級河川」21号!

 我々は年2回ペースで「二級河川」というサークル誌を出しております。文学フリマでは「評論/サブカルチャー」枠で出ていますが、要は各人が好き勝手なことを書いている「雑誌」のつもりでいます。

 巻頭テーマは「ゆるフェチ」。要は「なんとなくのゆるいフェチズム」。表紙は『きらら』4コマみたいな感じで、みたいな発注をしたような記憶がありますがよく覚えていません。

 

 

 

 

 

 

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 それでは、収録原稿を順に紹介していきますね^^

 

 

 


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  巻頭は「私はこういうのがグッと来ますよ」という性癖を漫画の1コマだけを見せてプレゼンする企画「一コマでうならせろ!」。実際にやってみると全然1コマじゃ説明しきれなかった感がありますが、「あるある~」と「無いわ~」の左右ブレの激しい金冷法みたいな脳を揺さぶる内容になっております。

 

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  ちなみにジャッカル佐崎さんも参加して「『鬼太郎のおばけ旅行』でベルサイユの化け猫が鬼太郎の胃の中にすっぽり収まっている状態がシコれる」と熱弁を振るったのですが、「純粋に意味がわからない」と言われ共感性マイナスという結果になりました。

 


 

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 続いては「隠れオタクの『後ろめたさ』」(黒江ヨチ)。「年の差を超えてオタ友を作るマンガ3選」との副題で、『トクサツガガガ』を始めとする「年の差オタ漫画」が紹介されています。巻頭の「1コマでうならせろ!」企画の延長とも言える「ぐっと来るシチュ」盛り合わせレビューです。


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  次は『目つき悪い子大全』(ジャッカル佐崎)。『さよなら絶望先生』の三珠真夜と『パワーパフガールズ』のバターカップで“萌え”の概念を知ったとのたまうジャッカル佐崎さんが、漫画・アニメ・ゲームに出てくる目つき悪い女子のことを延々と書きました。書いてて異様に楽しかったし、今回は20キャラについて書きましたが50人分くらいは普通にイケそうだったのでどこかで続きをやります。

 


 

 

 

 

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 テーマに沿った「ゆるフェチ」パートはここまでだよ!

 

 

 

 


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 「無何有之郷の人」(堀川秋海)。前回、二級河川20号から続く連載。人名事典にもWikipediaにも項目が無く、資料も無きに等しい19世紀の著述家、渡辺修二郎の活動を追う。

 こういうググってもまず情報が無い人物・事象についての情報がモロっと載っていたりするのは同人誌の醍醐味であります。

 


 

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 「津雲国利を追って」(岸本元)。『宗教と国会議員』という同人誌も作っている岸本君による、仏像蒐集家としても有名な政治家・津雲国利のルポ。曰く「政界のみうらじゅんあるいは政界の中島誠之助」。東京・青梅にある津雲邸へ赴いての実地取材も。

 


 

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  「出版社の『自社紹介』横断索引-ミニ社史を見つける」(トム・リバーフィールド)。出版社の自社紹介(ミニ社史)を掲載元別に分類しリスト化。65年間分、751社を掲載。

 トム氏は毎回資料性の高いリスト・索引記事を寄稿しており、校正大変だろうな感がありますが、「二級河川」はそもそもリストの多い雑誌でありまして、過去にはメンバー合作の「グルメ漫画リスト」「タレント・芸能人が出ているゲームリスト」なども作ったりしています。

 

 

 

 

 

 

 

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 今回はこんな感じだよ!

 

 

 

 

 

 

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  「二級河川」は雑誌というテイで編集していて、だいたいいつもテーマに沿った記事とぜんぜん沿ってない記事が半分くらい載っているんだけど、今回は特にはっきり分かれている感じがしますね。中間が無いというか。

 

 

 

 

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 まあでも、どの号もだいたいこんな感じの本です。雑誌の良さって、自分の興味が無かったモノも目に入ること自体にあったりするやん…? 

 

 

 

 

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 基本的にどの記事も「自分で調べて書く」という基本中の基本をアレしており、先ほども言いましたがその辺でググってもあまり出てこない情報がポロっと載っているのが我ながら良いなあと思います。

 

 

 

 

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 というわけで連休最終日、文学フリマ東京でお会いしましょう! 

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