ジャッカルの日

世田谷の河童料理専門店「ジャッカル」店主の日記ブログ。

デカ魂と女優霊/『イット・フォローズ』

 ページのレイアウトやらデザインやらをかっこいい感じにアレできるソフト、インデザインを購入(酔った勢いで)。これさえ使いこなせれば、素人でも見栄えのいいチラシだの同人誌だのを作れるのである。今まで使っていたopenoffice(無料ソフト)と比べると機能の充実っぷりが段違いだし操作感もぜんぜん違う。というか多機能すぎてまるで乗りこなせていない。↓を見て一から真面目に勉強している。

 

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 今月いっぱい〆切のサークル原稿をこれで作れればいいのだが、正直なところテキストを描くのに精一杯なので怪しい。いずれ仕事に応用できればいいですね。

 学生時代に初めて作ったコピー本はWordで原稿を書き、プリントアウトしたものをハサミで切り貼りして形を整え、コンビニのコピー機でヴィーガガガしたものですが、今だと初めてのコピー誌はどうやって作るのが主流なんだろう。絵が描ける人はともかく、文章オンリーの場合は…? 少し前に「若い人の同人誌離れ」みたいな唐沢なをき先生のツイートが流れてきたが、今の学生のコピー誌事情を知りたい気もする。知ってどうするかというと「アハハ~懐かし~」で終わって特になにもしない可能性は高い。興味本位なので。大人は汚い。カス。

 


 

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 映画『イット・フォローズ』観る。セックスをするとその相手に伝染する怨霊(かどうかは分からないが、便宜的にそう呼ぶ)に憑かれた女子高生と、その友人たちが主人公の描いたホラー。徒歩で移動するこの怨霊、かなり鈍いのだが捕まったら絶対殺される。自動車や飛行機などで距離を放しても、噴上のハイウェイ・スターのようにある程度の距離までワープできるらしい(この怨霊の“ルール”はスタンド的ではある)。怨霊はいろいろな人物に姿を変えるが、第三者には見えない。また、対象を殺すと1つ前の対象(伝染させた相手)のところに戻ってしまう。つまりコイツから逃れるためにはセックスで相手に伝染させ、かつ伝染させた相手が怨霊に殺されないよう、“ルール”を教え込まないといけない。相当にやっかいな相手である。

 次々と姿を変える怨霊の得体の知れなさも怖いが、この“ルール”自体の怖さにも感心する。「ははあ、これは性病のメタファーなのだな」と考えると合点がいくような気もするが、その説は監督がきっぱり否定している。正体は最後まで提示されず、ラストも希望と絶望がちょうど半々の絶妙なさじ加減。もっとバシっと決着つけてほしかった気がしないでもないが、一度見たら忘れがたい佳作。