ジャッカルの日

世田谷の河童料理専門店「ジャッカル」店主の日記ブログ。

新聞は正義だ/『乱童』沼よしのぶ

 性別だの民族だの、生まれつきの属性をひとまとめにして非難したりと論じたりする連中はアホアホのクソカスだと思っていますが、そいつらがアホアホのクソゲボカスなのも生まれつきのアホさが由来だとしたら…? お前の心の内にもアホアホのクソゲボゴミカスへの差別意識があると指摘されたら、おれは理論で対抗できるだろうか? ダブスタにならないだろうか。などと考え始めると純粋にめんどくせえし、アホとは会話せずにどんどんブロックしていこうと思った。ハイ! この話終わり!! 終わり終わり~~~~~!!!! デカチン行進曲~~!!

 


 

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 沼よしのぶ『乱童』読了。幽白序盤のボスとは特に関係ない不良漫画。

 轟学園に転校してきた巨漢、日向乱童。彼は自分勝手でワガママだがケンカが強く、スポーツ万能で実家は大金持ちという現実にいたら何一つ仲良くなれないような男だったが、学園を支配している応援団をつぶしたことで生徒たちの信頼を得る。新たな応援団「乱童組」を結成した彼は、校内の元・不良たちを率いていろいろなんかやるのであった。

 沼よしのぶ先生が丸っこい絵柄のギャグ漫画から、やや年齢層高めの少年漫画チックな絵柄になるまでの過渡期にあるような作品。乱童組はいちおう応援団なのだが、全8巻中で応援団らしい活動をしているのは3,4回くらい。応援団天下一武道会みたいな大会に出たり、海の孤島に存在する秘密の少年院にブチこまれたり、野球・ボクシング・柔道・相撲とひととおりの部活に参加してなんかやらかしたりと、不良ギャグ漫画に期待されるような要素はだいたい揃っています。

 4巻では乱童がゴルフ対決をするのだが、他のスポーツだの応援団の活動だのがわりとテキトーに描かれている中、このゴルフに関する描写だけは異様に詳しい。それまではアホの不良たちがパンチだのパンツだの言ってた漫画で突然、スウィングクラブのヘッドだのドッグレッグしたロングホールだの、「ハーフショット!? ドライバーで風の影響を受けない低い弾道の球を打ったのか!」だの、急に専門的な解説が始まるので違和感がものすごい。この時のノリノリっぷりがウケたのか、沼先生は数年後に週刊少年チャンピオンで『激闘!! 荒鷲高校ゴルフ部』を連載開始(全16巻)。秋田書店のGOLFコミックでも『キャディ愛』を2017年末に同誌が休刊するまで連載していた。