ジャッカルの日

世田谷の河童料理専門店「ジャッカル」店主の日記ブログ。

もっと高く!/『All Over クトゥルー クトゥルー神話作品大全』

 今週末は日帰りで伊豆方面に行ってきます。締切のアレやコレやは残っているのだが、それはそれとして、まあ。

 伊豆と言えばシャボテン公園とバナナワニ園だが、今回の目的はキンメダイ。下の記事を読んでからというもの、一度地元のキンメダイを食べてみたかったんだよ!

portal.nifty.com

 去年、伊豆に行く機会はあったのだが、同行者が腹をこわしたため何も食べずに帰らざるを得なかったこともあり、そのリベンジも兼ねている。で、地元で有名なキンメダイを出す割烹に予約の電話をしてみたところ「この時期は訪れる人が多いので予約は取っていない、直接来てください」との回答。なんらかのフラグの予感がプンプンするが、今度こそキンメダってくるぜ!

 


 

 『All Over クトゥルー クトゥルー神話作品大全』(三才ブックス)。菊地秀行ラムジー・キャンベルら作家へのインタビュー、クトゥルー神話年表、クトゥルー神話解説といった手堅い企画の数々も見どころだが、なんといっても1300以上の項目を収録した「クトゥルー神話作品総カタログ」がすごい。小説、漫画、映画、ゲームとあらゆるジャンルにわたり、「クトゥルーのクの字に少しでも掠っている作品」を取り上げているのだという。

 このカタログは正直言って狂気の沙汰で、例えばゲームなら「ダゴン」「ハイドラ」というキャラが出てくる作品は全部載せている。ソシャゲも含めたけっこうな数のRPGが該当するじゃん。ネクロノミコンだのルルイエだのといったキーワードがちょっとでも登場している作品はもちろん、“頭がタコっぽいキャラが出てくる”とか、果ては“トイレで気張っているときの唸り声が「ふんぐるう」だった”みたいな理由で収録されてたりもする。もう本当に何でもアリで、はっきり言ってノイズが多く、クトゥルフ神話がいかに浸透しているかを示すサンプルにはなるが、実際にクトゥルフ関連作品を読みたいという人へのガイドとしては…。特に索引が無いのは不親切な気もする。とは言えバラエティに富んだ圧倒的なボリュームのレビュー、ちまちま読み進めていくのはけっこうなヒマつぶしになります。