ジャッカルの日

漫画・ゲーム・映画・怪奇についてバカが感想と考察を書く

【宣伝】外見の腹立たしい人が教える! 第28回文学フリマ東京(5/6)新刊の見どころ

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 こんにちは、外見の腹立たしい人です。

 

 

 

 

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髪ニョーン

 

 

 

 

 

 来たる2019年5月6日(日)に東京流通センターで開催される、「第28回文学フリマ東京」出品用の新刊がかんせいしたので宣伝させていただきます。
 初出は4月20日に行われた「文学フリマ金沢」ですが、いろいろとささやかな規模だったので実質初出しと言ってもいいくらいです。

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  はい、今回の新刊はこちら! 「二級河川」21号!

 我々は年2回ペースで「二級河川」というサークル誌を出しております。文学フリマでは「評論/サブカルチャー」枠で出ていますが、要は各人が好き勝手なことを書いている「雑誌」のつもりでいます。

 巻頭テーマは「ゆるフェチ」。要は「なんとなくのゆるいフェチズム」。表紙は『きらら』4コマみたいな感じで、みたいな発注をしたような記憶がありますがよく覚えていません。

 

 

 

 

 

 

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 それでは、収録原稿を順に紹介していきますね^^

 

 

 


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  巻頭は「私はこういうのがグッと来ますよ」という性癖を漫画の1コマだけを見せてプレゼンする企画「一コマでうならせろ!」。実際にやってみると全然1コマじゃ説明しきれなかった感がありますが、「あるある~」と「無いわ~」の左右ブレの激しい金冷法みたいな脳を揺さぶる内容になっております。

 

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  ちなみにジャッカル佐崎さんも参加して「『鬼太郎のおばけ旅行』でベルサイユの化け猫が鬼太郎の胃の中にすっぽり収まっている状態がシコれる」と熱弁を振るったのですが、「純粋に意味がわからない」と言われ共感性マイナスという結果になりました。

 


 

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 続いては「隠れオタクの『後ろめたさ』」(黒江ヨチ)。「年の差を超えてオタ友を作るマンガ3選」との副題で、『トクサツガガガ』を始めとする「年の差オタ漫画」が紹介されています。巻頭の「1コマでうならせろ!」企画の延長とも言える「ぐっと来るシチュ」盛り合わせレビューです。


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  次は『目つき悪い子大全』(ジャッカル佐崎)。『さよなら絶望先生』の三珠真夜と『パワーパフガールズ』のバターカップで“萌え”の概念を知ったとのたまうジャッカル佐崎さんが、漫画・アニメ・ゲームに出てくる目つき悪い女子のことを延々と書きました。書いてて異様に楽しかったし、今回は20キャラについて書きましたが50人分くらいは普通にイケそうだったのでどこかで続きをやります。

 


 

 

 

 

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 テーマに沿った「ゆるフェチ」パートはここまでだよ!

 

 

 

 


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 「無何有之郷の人」(堀川秋海)。前回、二級河川20号から続く連載。人名事典にもWikipediaにも項目が無く、資料も無きに等しい19世紀の著述家、渡辺修二郎の活動を追う。

 こういうググってもまず情報が無い人物・事象についての情報がモロっと載っていたりするのは同人誌の醍醐味であります。

 


 

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 「津雲国利を追って」(岸本元)。『宗教と国会議員』という同人誌も作っている岸本君による、仏像蒐集家としても有名な政治家・津雲国利のルポ。曰く「政界のみうらじゅんあるいは政界の中島誠之助」。東京・青梅にある津雲邸へ赴いての実地取材も。

 


 

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  「出版社の『自社紹介』横断索引-ミニ社史を見つける」(トム・リバーフィールド)。出版社の自社紹介(ミニ社史)を掲載元別に分類しリスト化。65年間分、751社を掲載。

 トム氏は毎回資料性の高いリスト・索引記事を寄稿しており、校正大変だろうな感がありますが、「二級河川」はそもそもリストの多い雑誌でありまして、過去にはメンバー合作の「グルメ漫画リスト」「タレント・芸能人が出ているゲームリスト」なども作ったりしています。

 

 

 

 

 

 

 

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 今回はこんな感じだよ!

 

 

 

 

 

 

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  「二級河川」は雑誌というテイで編集していて、だいたいいつもテーマに沿った記事とぜんぜん沿ってない記事が半分くらい載っているんだけど、今回は特にはっきり分かれている感じがしますね。中間が無いというか。

 

 

 

 

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 まあでも、どの号もだいたいこんな感じの本です。雑誌の良さって、自分の興味が無かったモノも目に入ること自体にあったりするやん…? 

 

 

 

 

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 基本的にどの記事も「自分で調べて書く」という基本中の基本をアレしており、先ほども言いましたがその辺でググってもあまり出てこない情報がポロっと載っているのが我ながら良いなあと思います。

 

 

 

 

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 というわけで連休最終日、文学フリマ東京でお会いしましょう! 

bunfree.net

 

キン肉マンスタンプラリー・各駅選定理由まとめ(後編)

   「JR東日本 キン肉マンスタンプラリー」の完結編。今回は「都区内パス」が使えない東京モノレール、金町より東の駅を中心に「休日おでかけパス」でペタペタしてきた。

 こういうイベントでは各駅が超人を選んだ理由を推察するのが面白いんですが、推察も何も「たまたま抽選でその超人になった」程度の理由しかない駅も多かった。そういう場合は適当に嘘を並べたので参考にしてください。

meattrain.hatenablog.com

 

 

羽田空港第2ビル スカイマン

選定理由:空つながり

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  ここまで来るのは普通に面倒くさいが、改札近くの「てんや」で食べた羽田空港限定メニューの海宝天丼がうまかったのでチャラ。「筋肉パワー注入でキンニクモノタロウを進化させよう」という、よくわからないながらも気合の入ったキャンペーンをやってました。

 

天王洲アイル モンゴルマン

選定理由:「東京モノレール天王洲アイル」と「遠きモンゴルの天賦の才」のダジャレ

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 キャラソンはいちばん好きです。焼肉100人前食う。

 

浜松町 キン肉マン ソルジャー(キン肉アタル)

選定理由:理由などあまりしゃべるものではない、両のまなこでしずかに結果だけを見ておればそれでよい

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 再登場フラグが立ちまくってるので期待。

 

新橋 ジェロニモ

選定理由:元人間という点にシンバシーを感じるから

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 実写版ジェロニモ、ムキムキ過ぎる。

 

有楽町 ジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア)

選定理由:フェニックスと超人閻魔の間で働くディクシアは、銀座と日比谷の間にある有楽町駅と似ているから

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 言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごいディクシア愛だ。

 

東京 キン肉マン グレート

選定理由:グレートも東京駅も中身がよく改装されるから

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 全駅制覇の際のゴールになる駅。拍手で迎えてくれます(マジで)。

 

新日本橋 与作

選定理由:ウケねらい

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 家族連れが困惑してた。

 

三河島 ビビンバ

選定理由:韓国料理店が多いから

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 実際、わりとアジアンな雰囲気の街です。

 

南千住 キン骨マン

選定理由:「コツ通り」が近くにあるから

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 このコツ通りという地名の由来、諸説あって調べてみるとなかなか面白い。コイツが直下型バックドロップやってるシーンあったっけ?

 

北千住 キン肉マン スーパー・フェニックス

選定理由:駅構内の複雑さが飛車角の迷宮レベルだから

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 JRに乗ってたはずなのにいつの間にか地下にいたり、地上に出るまでやたら長かったり、マジで迷う。半端な気持ちで向かうとあふれる知性で返り討ちにされる。

 

亀有 アシュラマン

選定理由:ある意味、亀有も魔界だから

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 スグルvsサタンクロス戦でのアシュラマン(の冠)の活躍は何回読んでも笑う。

金町 キン肉マン ビッグボディ

選定理由:堅そうな名前つながり

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 65巻の試合は全コマ好き。

 

松戸 キン肉マン マリポーサ

選定理由:松のように舞い戸のように刺す松戸マリポーサ殺法の使い手だから

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 最近「意外と根はいい人」キャラが確立されてきた。

 

新松戸 ブロッケンJr.

選定理由:新松戸は松戸Jr.と言えなくもないから

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  は~カッコいい。

 

柏 ビッグ・ザ・武道(ネプチューン・キング)

選定理由:特に理由はなさそうだが等身大の武道が近くに置いてあるなど気合の入り方はすさまじく、その大きさに改めてビビったりもした

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 もう30年以上前の話らしいが、とある兄ちゃんが競馬場に行ったところ、小汚いオッサンが物陰から手招きしてきて「とっておき情報あるよ、今なら500円」とメモらしきものが入った封筒を見せてきたそうです。いわゆる予想屋とか情報屋とか言われる怪しい商売だが、どこか物々しい雰囲気もあり「これはひょっとしたら」と思わせるものがあったらしい。もしかしたら八百長の告発か何かかも…? 話のタネに買ってみるかとオッサンに500円を渡し、ひと気のない場所で封筒を開け、折りたたまれたメモを読んでみると「ビッグ・ザ・武道の正体はネプチューン・キング」と書かれていた。

 

我孫子 キン肉大王(キン肉真弓)

選定理由:自分の孫と子には甘いから

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  万太郎にはわりと厳しかったっけ?

 

取手 シルバーマン

選定理由:砦のごとき堅牢さだから

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  殺意の塊かと思うくらい遠かった。

 

 そういうわけで全63駅のスタンプが揃いまんた。特製キン消しとサイン入りポスター応募権をゲットです。

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 実施期間は2月27日までらしいのでやりましょう。

【ウルバト】リソース管理も楽しい『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』 ―初心者おすすめ怪獣考察

 

攻略tipsはこちら↓

meattrain.hatenablog.com

全怪獣レビューはこちら↓

meattrain.hatenablog.com

 

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【『ウルバト』はこんなゲーム】

 怪獣・超獣・宇宙人を育成するバトルブリーダーとなって、最強を目指したり愛でたりするゲームです。ちなみに、設定では本作の怪獣たちはシミュレーション上の存在らしい。オークションでは毎日数百体のジャミラだのザムシャーだのが取引されていますが、シミュレーションならあんしんですね。これがテレビシリーズなら、プレイヤーたちはたぶん大がかりな陰謀に巻き込まれていて最終的に怪獣たちが実体化して大変なことになるフラグだと思いますが、まあそれはともかく。

 

 本作の特徴の1つは基本無料のゲームにありがちなガチャが無い点。「マーケット」と呼ばれるオークションで競り落としたり、怪獣ごとのDNAから生成したりできる。ガチャが無い分、石(ウルトラストーン。要は課金で得られる通貨)をどうやってやりくりしていくかが重要で、このリソース管理自体が面白さにつながっている点もわりとあります。新規ユーザーは石10000くらい(25000円分くらい)をポンともらえるので、賢くやりくりしていけば微課金でも末長く遊べそう。


 ただ、この「石のうまい使い方」はしばらくプレイしないとわからない点も多い。本作の「マーケット」はかなりの「初心者殺し」「公式の罠」でもある。
 本作の怪獣の初期レアリティは★1から★3まであるが、すべての怪獣を最強・最高レアリティの★6にまで上げられる。進化にはDNAが必要なのだが、このDNAは怪獣の初期レアリティによって価格が異なり、★3の怪獣を★6にあげるより、★1の怪獣を★6にあげる方がはるかに安価で簡単。単に戦力を充実させたいだけなら、レア度の高い怪獣を大枚はたいてマーケットで競り落とすより、クエスト報酬等でもらった★1怪獣の進化に注力したほうがよほどラクなのだ。

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 要は「いかにしてDNAを効率的に集めるか」が重要になってくる。場合によってはショップでDNAを買うより、オークションで安く落とした怪獣をDNAに変換したり、クリアするとDNAをもらえるクエスト(毎日4回まで挑戦でき、課金で挑戦回数を増やせる)を回した方が得だったりもする。繰り返しになるが、この石のやりくり自体が「限りある予算の中で、節約方法を編み出しつつ怪獣を育てていくブリーダー」チックな体験をさせてくれて意外と楽しくもある。ガチャを排し、課金すれば欲しいものはちゃんと手に入るシステムならではとも言える。

 


【初心者におすすめの怪獣は?】

 

 前も書いた通り、どの怪獣も最高ランクの★6にできるので「好きなヤツを育てればええがな」で終わるんですが、やっぱり「使いやすさ」「入手しやすさ」「育てやすさ」の差はあったりする。1匹の怪獣を★6にするのにはけっこうな手間がかかる。なので「★6まで育てやすく、それなりに出番が多い」ヤツを考察していこうかと思う。

 

※基礎知識※
●怪獣はのどれかに必ず属しており、に強く、に強く、に強いという3すくみの「相性」がある。相性がいいとダメージが1.3倍、被ダメージが0.7倍になる。数は少ないが相性の影響を受けないのユニットもある。

●怪獣の「攻撃タイプ」は近距離(射程1)と遠距離(射程2)がある。遠距離のほうが応用が利きやすいぶん、使いやすい気はする。絶対遠距離の方が優れているというわけではないが、さすがにチーム5匹が全員近距離だと攻め手が遅れる場合もある。一方で、近距離型はアタック(通常攻撃)の攻撃力と命中率にそれぞれ10%のプラス補正がかかる。
「初期レアリティ」はショップ(4時間ごとに更新、ゴールドを払うと規定回数だけ品揃えを更新できる)で買えるDNAの値段に大きく関わる。★1は100個で石50、★2は100個で石130、★3は100個で石140。期間限定マーケットでのみ入手できる★3は50個で石80。ご覧の通り、初期レアが★1の怪獣はぶっちぎりに安く、★1と★2では最終進化までに必要になるDNAの数は200個しか違わないため、かかる費用だけを考えれば★1を育てるのがいちばん効率がいい。

 

 怪獣の名前の横には相性/攻撃タイプ/初期レアリティを記しております。あと怪獣のステータス画像はあくまで参考程度に。レベル、スキルレベル、スキルの発動状況、継承スキルの種類などでだいぶ変わります。

 

【チュートリアルで手に入る怪獣】

 ゲーム開始直後にベムラーが入手でき、その後マーケットのチュートリアルでジャミラ、恐竜戦車、グドンのうち1匹を入手できる。
 ベムラー以外の3匹は★6までの強化はキツいが、初期の戦力としては充分。本格的に育てようとするとDNAクエスト解放のために改めてマーケットで落札することになると思うし、あまり考えずに好きに選んでよいです。

 基本スペックや汎用性などの性能面で考えると、無難なのはグドン。グドンはアリーナの防衛ではいまだ相当な適性を誇るほか、初期継承スキルの「ガード」が優秀で他の怪獣への継承役としても出番があるのも大きい。一方でジャミラ、恐竜戦車は固有スキルをレベル12まで上げて覚醒させると、かなり個性的な能力を得ることができる(グドンの覚醒スキルは少々お遊び・ネタ感が強い)。

 


宇宙怪獣 ベムラー /近/★

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 スキルはどれも攻撃性能を強化するもので、非常にシンプル。固有スキルは敵を倒すと攻撃力(最大強化で必殺攻撃力も)が2ターンアップする「追い立てる悪魔」。必殺技「ペイル熱線」はT字型4マスの広い範囲を攻撃できるのが強み。“単純に強い”というクセの無いのアタッカー。多くのアタッカーにも言えるが、接近しないと攻撃できないわりに打たれ弱いので、高難易度クエストでは囮のタンク役を用意するなどケアが欲しいところ。


棲星怪獣 ジャミラ /近/★★★

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 「相手を弱らせてから一方的に攻める」という戦術好きな人向けの、いわゆるデバッファー(弱体化が得意なユニット)。ジャミラはの相手を徹底的に弱化できるほか、固有スキルや必殺技の効果で相手を「火傷」の状態異常にできる。このゲームの状態異常は普通のクエストではわりと地味な立ち位置だが、強敵相手(ウルトラヒーロー降臨イベント等)では生命線になることもあるので、使えるにこしたことはない。デバッファーとしての能力自体はそれなりなのだが、相手でないと実力が発揮できないという点で少々汎用性に欠けている。覚醒スキルは火傷状態の相手を大幅に弱化するというもので、相手を火傷にして弱らせることが得意なマガパンドンデマーガバードンといった怪獣らと相性がいい。

 

戦車怪獣 恐竜戦車 /近/★★★

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 「ガンガン攻めたい」タイプの人向けのアタッカーで、特に必殺技は威力が高い。ただ「必殺技攻撃力 大アップ」以外の継承スキルが軒並み微妙なので、一線級に育てるには大改造が必要になる。「こいつならではの強み」というのがイマイチ薄いのは否めないが、序盤はアタッカーというだけでいくらでも出番があるので、戦力としては申し分ない。通常攻撃が地属性なのも特徴だが、地属性が弱点の怪獣は今のところ少なめ。覚醒すると待機することで移動力が超アップ、700キロ爆走待ったなしの機動性を得る。攻撃した相手を鈍化させるユニークな能力も加わる。

 

地底怪獣 グドン /遠/★★★

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 「堅い怪獣で相手をひきつけ、他の怪獣で攻める」という、知略派のバトルがしたい人向けの、HPと防御が高く打たれ強いタンク型。スキルが非常に優秀で、一定の確率でダメージを軽減する「ガード」、ガードした時に攻撃対象を自分に限定し、なおかつHPを回復する固有スキル「陽動するムチ」を持つ。タンク型の中でも、囮としての性能はモチロンガンQ/近/★★★)と並んでトップクラス。ガードの発生は運しだいなので確実性ではこの2匹に負けるが、しぶとさでは勝る。覚醒すると敵・味方問わずツインテールが倒れた時にHP回復・攻撃力&命中率大アップの効果を得るが、そもそもツインテールはクエストでもアリーナでも滅多に出会わないので…。

 

【メインクエストクリア報酬で手に入る怪獣】

 各Actのメインクエストをハードまでクリアすれば、ノーマルミッション報酬でもらえるDNAで★3まで進化可能。マーケットには今のところ出品されていないためDNAクエストは出てこないが、ショップで安価にDNAを買えるので★6までのハードルは低い。限定マーケットの怪獣と比べると固有スキルの汎用性の低さが目立つが、戦力としては十分。


宇宙海人 バルキー星人 /遠/★

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 Act.1クリアのノーマルミッション報酬。スキルはどれもHPと回避をアップさせる、自身のサバイバビリティを高めるものばかり。サメクジラの後ろでイキってたこいつらしい能力。とは言え、素のHPが低いのでHPアップはこいつ自身にはあまり恩恵が無い(スキルによるステータス上昇は、素のステータスに倍率を掛けるため)。固有スキルは「火属性の攻撃を受けた時」とあまりにも出番が少ない。前線で戦うよりはサポート向きの性能。能力はバランス型に見えるが、実は回避の高さは全怪獣の中でもトップ10に入るほど。デスレムから回避 大アップなどの継承スキルを受け継げば、あらゆる攻撃をヒョイヒョイかわす回避型タンクとして活躍できる。それだったら最初からデスレムを育てたほうがラクなのも確かだが、バルキー星人が好きで好きでしょうがない人は回避重視で育ててみるのもいい。


破壊獣 モンスアーガー /近/★

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 Act.2クリアのノーマルミッション報酬。肩書は破壊獣だが、やっていることは守護者でありタンク型。モンスアーガーは固有スキルで攻撃するたびに最大HPが上がるので、長期戦だと意外にしぶとくなる。残念なのは、こいつが持つ運アップ系のスキルは、モンスアーガー自身の元々の運がかなり低いため上昇率も低く恩恵が薄いこと。タンク型ならやはり耐久面のほうを伸ばしたい。同じく安価に★6にできる防御型タンク、エースロボット/近/★)と比べると、初期継承スキルがやや心もとない。


宇宙昆虫 サタンビートル /近/★

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 Act.3クリアのノーマルミッション報酬。カブトムシっぽいが顔はハエ。原作では毒のゴミで攻撃していたが、『ウルバト』でも毒特化の怪獣。通常攻撃・必殺技の両方が毒属性で、相手を毒状態にすることもできる。現状、毒が必須になるような状況はパッと思いつかないが、ここまで特化していると将来性はあるかもしれない(無いかもしれない)。必殺技の範囲が広いのも特徴で、必殺技は2マス先の1マスとその上下左右、合計5マスを攻撃できる。


超古代怪獣 ゴルザ /近/★

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 Act.4クリアのノーマルミッション報酬。HPは低めだが、遠近両方の防御アップスキルがあるのである程度カバー可能。ステータス配分はバルキー星人と同じで、回避寄りのバランス型。総合戦闘力だけ見れば微妙に思えるが「そこそこ硬くてそこそこ避ける」のは、敵に回してみるとわかるがけっこう厄介。ただ、自分で使う分にはかなり継承スキルでテコ入れしないと厳しいモノがある。

 

宇宙有翼骨獣 ゲランダ /近/★

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 Act.5クリアのノーマルミッション報酬。映画のみの登場で噛ませ犬的な扱いだったけど、特異なシルエットがカッコ良すぎる1匹。ステータス・スキルは命中と攻撃特化で、堅実にダメージを与えていくことができる。「障害物を壊すと最大HPアップ」という固有スキルは状況を選び過ぎるが、このステータス配分で遠距離型なのはゲランダとメカゴモラくらいなのでなかなか貴重。「遠距離タイプの攻撃力中アップ」のリーダースキルも優秀なので育てて損はない。オススメ。


宇宙海獣 レイキュバス /遠/★

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 Act.6クリアのノーマルミッション報酬。2つの状態異常(凍傷と火傷)を使い分けられる珍しい怪獣。どちらも毒と同じくターン継続ダメージの効果で、大逆転を狙えるようなものではないが、強敵相手には有用な効果。固有スキル「灼熱の炎」は攻撃した相手を確率で火傷状態にするもので、最大強化すると回避を中ダウンさせる効果も付き、これがなかなか便利。★6で取得する継承スキル命中 小ダウン(全)は役立つ場面が多い。バランス型の能力で特化した強みがない一方、育て上げれば強い大器晩成型と言える。

 

邪悪宇宙生命体 ワロガ /遠/★

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 Act.7クリアのノーマルミッション報酬。移動力3の遠距離型で、かつアタッカー向きのステータス。ゲランダと並んでの火力としては十分すぎる性能。あまり打たれ強くは無いので、固有スキル(HP回復)と必殺技追加効果(回避率アップ)はそれほど有効には使えなかったりするが、無駄にはならない。

 

ロボット怪獣 メカゴモラ /遠/★

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 Act.8クリアのノーマルミッション報酬。。必殺技特化のアタッカーで、スキルも必殺技攻撃力を上げるものが揃っている。は遠距離タイプの怪獣自体が少ないので、こいつを率先して育てる意義は充分。以前はゴモラ/近/★★★)の性能がかなりイマイチだったので、★1のこいつのほうがよく使われていた(現在のゴモラはかなり強化されている)。

 


【ストーリー以外のミッション報酬で手に入る怪獣】

隕石怪獣 ガラモン /遠/★★

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 ノーマルミッション報酬でDNAが手に入るタンク型。ショップでもDNAを買えるが、初期レア度が★2なのでやや高い。個人的にガラモンは大好きなのだが、正直、★6まで育てても今のところあまり出番はなかったりするので進化優先順位は高くはない。

 

 配信直後は経験値&ゴールドアップのスキルを持つカネゴン/近/★★)も配布されていた。戦力としては正直イマイチなのだが、クエスト周回には役立つので余裕があるなら育てて損は無い1匹。

 

【ショップで安価な★1怪獣】

 ★1怪獣の利点は、ショップでのDNAが圧倒的に安いこと。以下の2匹の他、上で紹介したゲランダワロガ、メカゴモラも普通に強い。


光ノ魔王獣 マガゼットン /近/★

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 ★1とはいえゼットンはゼットン。素の攻撃力が高く、スキルや必殺技でさらに攻撃力を上げられる。所持者の少ないSPアップの継承スキルを持ち、相手の回避率を下げる固有スキルも便利。とりあえずの火力が欲しい、という人にはオススメ。

 

【即決マーケットで購入すべき怪獣】

 

 現在、探査クエストで活躍できる怪獣をピックアップした即決マーケットが開催されている。強力な限定マーケット怪獣が揃っており、即決ボーナスに対応しているため★6の状態でチームに迎え入れられる。探査クエスト以外でも即戦力として活躍できるだろう。ただブリーダーズコインがもらえないのでお得感はちょっと薄い。金に糸目は付けね~からとにかく即戦力が欲しい! という人向け。個人的には探査即決マーケットでは1回も買ったことないですが、ハーフアニバーサリーとか1周年記念とかの大きな節目の時に行われる即決マーケットはかなりイイ感じなので、そちらはオススメです。

 

 

 

 

 

 

【結局、どいつを育てればいいのか?】

 序盤はやはり遠距離アタッカーが欲しい。メインクエストは障害物が出てくるステージもそれなりに多く、相手との位置が離れている場合も多い。

 コストパフォーマンスだけを重視するなら、メカゴモラゲランダワロガは(あまりアタッカー向きの性能ではないが)レイキュバス辺りの★1怪獣のDNAを集中的にショップで購入して、★6まで進化させてしまえばしばらくはスムーズに進められると思う。

 アリーナにも挑戦したいという人は、回避型の怪獣を防衛チームに入れておくと活躍してくれるのでオススメ。回避型ではマガバッサー巨大ヤプールデスレムが人気。限定マーケット怪獣ではグエバッサーハイパーゼットンデスサイスダークロプスゼロ辺りが強力だ。

 高難易度クエストのクリアも範疇に入れるなら、攻撃集中効果を発揮して囮になれる怪獣が1~2匹いると役に立つ。ならモチロンならグドンなどがいる。限定マーケット怪獣も含めるなら、ガンQペダニウムゼットンピッコロが使いやすい。

 とにかく最強を目指したい! という人は、圧倒的強さのレジェンドキャラクター(ウルトラマンベリアルなど)を買うのが手っ取り早い。同チームに複数入れられないほか、今後イベントやアリーナへの参戦が規制される可能性があることが運営から名言されているが、単体の性能では群を抜く。ただ購入には相当な石を要求される。
 少し時間はかかっても地道に戦力をさせていきたいという人はデマーガナックル星人の購入を検討してほしい。この2匹は初期状態で攻撃力 中アップ(力)攻撃力 中アップ(技)という強力な継承スキルを持っているのがミソ。チームをすべて同じ相性で揃え、全員にこのスキルを持たせると攻撃力がクソヤバい域に達する。通常攻撃だけで必殺技をしのぐ威力を叩きだし、防御に優れたタンク型怪獣であろうとふっ飛ばしてしまう最強チームの完成だ。ちなみに攻撃力 中アップ(速)の継承スキルは今のところEXゼットンが★6になったときに覚えるのみなので揃えるのがちょっと難しい。


 とかいろいろ言ってますが、おれが最初に★6にしたのは限定マーケットでのみ手に入るメフィラス星人(/遠/★★★)でした。好きなんだもん。時々開催される「DNAクエストの報酬2~3倍イベント」期間は限定マーケット怪獣のDNAを効率的に集めるチャンスなのでガンガン回しましょう。

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  どことは言わんけど、企業攻略サイトには『ウルバト』では基本的に出番が少ないヒーラー(味方を回復できるダダやレギオノイド ダダ・カスタマイズなど)をやたら持ち上げてたり、パラメータ的には強そうだけどどうにも出番が限られる怪獣を「最強!」とか言ってたり、どうも適当ぶっこいてんじゃないかと思われるフシもあります。他人のおすすめなど参考にせず、自分でグッときたヤツを育てて愛でるのがいちばん。だからこのページで書いたおすすめがどうとか言うのもすべて忘れてOK! 

  以上です。

 

※参考サイト※

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ(ウルバト)@wiki

スキル逆引きなど、「これ欲しいな~」と思ってた便利なデータリストが揃っていて便利。オススメ。

 

ダダ116号のウルバト怪獣研究所

 各怪獣の基本ステータスはもちろん、レベル10にした固有スキルの効果、必殺技の範囲、スキル逆引き等、ゲーム上では確認が難しいデータも揃っている。最近更新が滞っているのがちょっと残念。